歯科インプラントは保険の対象になりますか?

通常、歯科インプラントは歯科保険の対象外となります。しかし、他の治療オプションに比べ、患者さんが歯科インプラントから得られる長期的な利点を理由に、近年は費用の一部を負担する保険会社もあります。

保険会社によっては、インプラント歯冠 (クラウン) 部分の費用の支払いをしてくれるところもありますので、そのようなことが可能か否か、ご自身の保険会社にコンタクトされることをお勧めします。また、ブリッジや従来の入れ歯など一般的に保険対象になっている治療オプションの費用を、もし歯科インプラントを受けた場合でも、ブリッジや入れ歯にかかる費用を手当額として与えてもらえるかを保険会社にお問い合わせされることもお勧めします。

歯科インプラント、又はお支払い方法のオプションについて何がご質問があれば当医院までご連絡ください。お電話番号: 310-320-566  

歯科インプラントの寿命はどれくらいですか?

歯科インプラントは、十分な歯磨きを行い、糸ようじでキレイにすれば、定期的な検査と年2回のクリーニングを行うことにより、15年間またはそれ以上使うことができます。

但し、歯冠(クラウン) あるいはブリッジの寿命は平均すると毎日のように物を噛むため、10年から15年間で、歯科インプラントと比べて少し短くなります。

30年以上前に取り付けた歯科インプラントを未だに使用している人達もいます。さらに、歯科インプラントを初めて1965年にされた方は2006年に亡くなりました。その時、彼のインプラントは十分に機能していました。従って、彼は歯科インプラントの寿命は40年以上だったということになります!

インプラント&ペリオドンタル・インスチチュート・オブ・トーランスでは、歯科インプラントに30年の保証を付けています。[注:保証対象になるには、幾つかの条件があります。]

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身体が歯科インプラントを拒絶することはありますか?

ICOI (国際口腔インプラント学会)によれば、経験を積んだ歯科医が適切に治療を行えば、身体が歯科インプライントを拒絶するのは稀です。

しかし、インプラントがうまく骨と癒着しないこともあり、様々な理由からインプラントが骨から外れてしまうこともあります。その理由としては以下のものがありますが、これが全てではありません。

1.トラウマ

2.感染 (口の中には多くのバクテリアが繁殖していますので、感染を引き起こす可能性があります)

3.健康状態

4.骨の状態 (密度や体積など)

インプラントが骨と結合しなかった為に交換する必要がある場合には、多くのケースにおいて、骨が再び十分に回復するまで待つ必要があります。その後で当医院はインプラントを再度埋入します。その際、追加の費用は発生しません。

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お電話番号: 310-320-5661  または当医院のウェブサイトをお訪ねください。www.ipioftorrance.com.

インプラント治療を受けるのであれば、インプラント専門歯科医と一般歯科医のどちらが良いのでしょうか?

インプラント専門歯科医はインプラント手術に関して一般の歯科医が学ぶ以上に、何年もの特別な訓練と学校教育を受けています。彼らはほとんどの場合、一般の歯科医の何倍もの手術経験を持っています。

同様の話ですが、もしあなたが脳腫瘍を切除しようとしたら、一般的な医療を行う医師と、生涯を通して様々なタイプの脳手術をしてきた専門医のどちらを選びますか。

全ては経験と回数がものを言うのです。

インプラントで何本の歯を置換できますか?

インプラントでは、親知らず以外はどの歯も置換できます。状況により、患者さんに必要な治療は異なります。必要なインプラントの数は、主に最終的な治療内容によって決まります。例えば、歯冠、ブリッジ、入れ歯の置換に必要なインプラントの数は違います。

歯科インプラントの治療は何歳から受けられますか?

インプラント手術に最低年齢の制限はありません。しかし、インプラント治療に最適な時期というものはあります。それは、患者さんが骨格的に成長しきった後です。つまり、患者さんが成長を終え、大人の骨格になっているということです。骨格の成長が完了したかどうかは、手首のX線検査で調べることができます。

失った歯をそのまま治療しないでおくとどうなりますか?

最も良くある例の一つは、隣や向かいの歯が動いてしまうことです。歯の抜けた所に隣の歯や、噛み合わせ相手の歯が上下に動き、入り込むことがあります。それが噛む機能や歯の配置に影響し、顎の関節を痛めたり、頭痛/偏頭痛になることもあります。また、抜けた部分の骨の厚みと幅が減っていき、将来の治療方法の選択肢が少なくなってしまう可能性があります。

インプラントには特別なお手入れが必要ですか?

インプラントの手入れは、天然の歯の手入れと似ています。天然の歯同様、歯ブラシと糸ようじ(フロス)を使えます。もちろん虫歯はできませんが、歯周病と似た、周囲の骨の欠損には要注意です。担当の歯科医から、より良い手入れのための道具や指導を得られるでしょう。インプラントを良い状態に保つため、毎年のX線検診をお勧めします。年に最低3回の、専門家による歯科クリーニングを推奨します。こうした指示を守って頂くことで、インプラントの寿命は延ばせるでしょう。

インプラント歯科の主な利点は何でしょうか?

インプラント歯科には多くの利点があります。第一に、患者さんが失った歯を置換する上で、インプラントは 有効な選択肢の一つです。インプラントは1本の歯から歯列全体までを置換することが出来ます。更に、インプラントは、より柔軟な修復的治療法をとることを可能にします。インプラントは単独の歯冠、ブリッジ、部分/総入れ歯の支えとなります。また、インプラントは収まりの悪い既存の部分入れ歯・総入れ歯の維持力を高め、更に、取り外せないスパンの長いブリッジの支えにもなります。他に、食物をよく味わえ、効率的に様々な物を噛めて栄養・健康向上につながります。最後になりますが、ご家庭での手入れと定期的なプロの歯科クリーニングをすれば、天然の歯同様に長持ちする点も大きな利点です。